【国立科学博物館の特別展「和食」】本県は芽キャベツ生産量日本一

静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今回は、東京都台東区の国立科学博物館で2024年2月25日まで開催中の特別展「和食」。ふじのくに地球環境史ミュージアム(静岡市駿河区)の佐藤洋一郎館長が監修者に名を連ねている。

世界の食文化との比較で「和食とは何か」を問いかける。野菜、魚介など日本列島が育む豊富な食材の特色、発酵やだしの技法や歴史、近世から現代までの和食の概念的広がりなど、映像やレプリカを交えた多彩な展示。「海藻」エリアでアラメやウスバアオノリなど伊豆各地で採集した標本が多数。和食の未来を語る最終章では静岡市井川地区の在来作物活用の取り組みが紹介されている。本県は芽キャベツの生産量が日本一と初めて知った。(は)

静岡県内の音楽、美術、文学、演劇、パフォーミングアーツなど、さまざまな表現活動を追いかけます。教育分野の動きもフォロー。最新情報は公式X(旧Twitter)で。

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