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静岡新聞教育文化部

【野外フェス「FRUE」1日目】 Clown Core、悪夢と快楽を同時に発信

静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今回は掛川市の「つま恋」で11月4日まで開催中の野外音楽フェスティバル「FESTIVAL de FRUE 2023」」1日目。


年々参加者を増やしている同フェス。飲食と音楽演奏以外のコンテンツは極力排除。とにかく「聴く」「踊る」ことに集中できる。初日の焦点。ファビアーノ・ド・ナシメントのアコースティックギターの清涼感、もはやレギュラーとさえ言えるceroの緻密さを増したコーラスアンサンブル、轟音サウンドの奥に光るGEZANの「誠実」。2人のピエロが1辺2mほどのキューブ空間で「激的」に演奏するClown Coreは、悪夢と快楽を同時に届ける凄腕エンターテイナーだった。(は)

静岡県内の音楽、美術、文学、演劇、パフォーミングアーツなど、さまざまな表現活動を追いかけます。教育分野の動きもフォロー。最新情報は公式X(旧Twitter)で。

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