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【野外フェス】シーズン開幕!初心者にオススメのフェスは?

静岡トピックスを勉強する時間「3時のドリル」。今回のテーマは【野外フェス】。先生役は静岡新聞教育文化部長の橋爪充です。
※SBSラジオ・ゴゴボラケのコーナー「3時のドリル」で放送したものを編集しています。

静岡にフェスシーズン到来!親子連れも楽しめるフェスは…


(山田)静岡県にいよいよフェスの季節がやって来ました。静岡はキャンプや音楽、各種野外活動を楽しむフェスが多いですよね。

(橋爪)静岡は野外フェス王国でもあるんですよね。すでにシーズンは幕開けしていて、5月は13、14日に富士山こどもの国で「FUJI&SUN」。20、21日には富士山樹空の森で「ACO CHiLL(アコチル)キャンプ」。6月は3、4日に県営吉田公園で「頂(いただき)」。ほぼ毎月のように大きいイベントがあり、秋まで続きます。

(山田)そんな県、珍しいですよね。フェスによって、特徴や楽しみ方は違うのですか。

(橋爪)色合いが本当にそれぞれくっきりしてて、お客さんの層も違うのが分かります。

(山田)行ったことがない人は「いろんなミュージシャンが集まって、何曲かずつ演奏するんでしょ」って思っていると思います。それぞれ統一性やテーマがあるんですか。

(橋爪)空気感がやっぱりそれぞれちょっと違うなという印象があります。今回は5月の「FUJI&SUN」と、6月の「頂」を例にしてちょっとお話します。

「FUJI&SUN」の会場はこどもの国なので家族連れが多く、皆さんキャンプをしています。通常キャンプをするエリアではないところにテントを張ることができます。私は過去3回全部参加してますが、音楽以外のアクティビティも充実しています。フェスに対してすごい意気込んでいる人ばかりではありません。

初心者の方はFUJI&SUNを初めて行くフェスに選んでもいいと思います。会場も非常に快適で、ご飯も美味しいです。

(山田)老若男女が楽しめるミュージシャンが出てくるんですか。

(橋爪)今年は木村カエラさんやスガシカオさんらお茶の間でも人気のある方々が出るんで、これまでフェスに行ったことないよという人にも、おすすめできるんじゃないかな。

「頂」は音楽好きが集うフェス。橋爪「それぞれの色を楽しんで」


(山田)6月の「頂」はどうですか。

(橋爪)頂は2008年からやっていて、静岡県内のフェスティバルの中でも屈指の古さになります。独特の雰囲気で、一つ言えるのは本当に音楽好きがいっぱい集まっているということ。本当にいい雰囲気なんですよね。音楽を楽しむぞっていうバイブレーションに満ちている。

(山田)初期の頃から環境問題も取り入れたフェスですよね。

(橋爪)自然エネルギーを取り込んで会場内の電気をまかなうってことをずっとやっています。それを続けていくことってしんどいと思うのですが、かたくなにやり続けてる。なかなか骨のあるイベントでもあります。

それに、会場が全部芝生なんですよ。なので本当に快適。裸足でずっと楽しめる感じ。

(山田)気持ちいいですよね。会場もコンパクトで、音楽も楽しめて、いわゆるフェスの雰囲気も楽しめると。

(橋爪)キャンプエリアとステージが非常に近いのも特徴です。楽しむ場所と生活する場所みたいなところが近い。

(山田)数年前の頂で、サンボマスターの演奏を聞いた時に「もう音楽にはお喋りじゃ勝てないな」と思ったのを覚えています。あんなメッセージを音楽に乗せて伝えられたら。フェスにいる全員がメッセージを受け取ってる感じ。あれはフェスじゃなければ感じられない。

(橋爪)頂は続けて出ているアーティストが多く、その筆頭が「渋さ知らズオーケストラ」。これまでは、彼らが最後を締めるのがお約束でした。このフェスの一つの色になってます。

(山田)あとは夜になって、キャンドルナイトも楽しめますね。

ということで、フェスにちょっと挑戦してみたいという方は「FUJI&SUN」から。ガンガン楽しみたいよという方は6月の頂から楽しんでみては。今日の勉強はこれでおしまい!

 

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