
【野外フェス「FRUE」2日目】 中村佳穂さんの声とピアノに圧倒された

中村佳穂さんの、全身全霊を会場の隅々まで行き渡らせるような歌声、ピアノ演奏に圧倒された。自らの声を完璧にコントロールし、なおかつフェスティバルの「場の空気」をたっぷり含ませて観客を楽しませた。「当日の朝に声をかけた」というベース奏者サム・ウィルクスとの共演は音楽のマジックがはっきり感じられた。エルメート・パスコアル&グループの巨大な建造物のような凄まじい演奏力と、エルメートのチャーミングなたたずまいも強烈な印象を残した。(は)


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