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静岡新聞教育文化部

【野外フェス「朝霧JAM」1日目】 45分間世界一周

静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今回は富士宮市の朝霧アリーナで10月22日まで開催中の野外音楽フェスティバル「朝霧JAM」1日目。

20回目の同フェス。初日に強く印象に残ったのはトップバッターのCHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN。多くは日本人と思われる男女7人編成のステージは、45分で世界を一周するような、幅広い音楽が取り込まれた素晴らしい内容。細野晴臣さん直系のエキゾチックな楽曲で幕を開け、「リンゴ追分」をぼそぼそと歌い上げ、アフリカンビートで躍らせ、最後は三線を導入して沖縄のカチャーシー+米ニューオリンズ音楽。生音の打楽器と電子音の絡ませ方がとても巧みだった。(は)


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