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メモを取るなら手書き?デジタル?今どき便利なメモの取り方とは

メモは手書き派?デジタル派?

新年度になって仕事や日常生活で新たにメモを取る機会が増えましたという人もいるかもしれません。IPPOリスナーの方がどんな風にメモをとっているのかアンケートをとってみたら、手書き派が半数を上回り、デジタル派が約10%、両方使う派が約30%という結果に。今回はメモのコツなどを、デジアナリストで手帳評論家の舘神龍彦さんに、SBSアナウンサー牧野克彦がお話をうかがいました。
※5月9日にSBSラジオIPPOで放送したものを編集しています。

牧野:メモの取り方は人それぞれだと思いますが、舘神さんは普段どのようにメモを取っていらっしゃいますか?

舘神:よく使うのは手書きのメモ帳ですね。小型のものをいつも携帯していて、何かを思いついたらすぐにメモを取っています。

牧野:こだわりのあるメモ帳なんでしょうか?

舘神:今は文庫本サイズのコクヨ「文庫本ノート」を使っています。そんなに高いものではありません。

​牧野:持ち歩きやすいサイズを重視していらっしゃるんですね!

手書きとデジタル、それぞれのメリット・デメリット

牧野:デジタル派、手書き派といらっしゃると思いますが、それぞれのメリット・デメリットはどんなところでしょうか?

舘神:手書きのメリットは、パッと開いてすぐ書くことができるところ。デジタルにもメリットがあって、例えばiPhoneならSiriを使って音声入力ができますので、それも早いと思います。

牧野:最近では、音声入力もだいぶ精度が上がりましたもんね。メモの効率をあげるテクニックなどありますか?

手書きメモには、タイトルと日付を!

舘神:手書きの場合は、まずタイトルと日付を入れることです。

牧野:あとで見返したときに、なかなかそのページに行きつけないということもよくありますからね。

舘神:どういうテーマで書いているのか、その内容と日付を書いておくと、一言の走り書きのメモよりも、あとで見直したときに再利用しやすくなるんです。

牧野:ある意味、検索性を上げる作業ですよね。デジタルでいうといかがでしょうか?

デジタルメモは、迷子にならないように!

舘神:デジタルの場合は音声入力したとき、それがどこに入っているかちゃんと理解しておくことです。例えばiPhoneだと、音声入力したときは標準のメモというアプリに入りますが、これを理解しておかないとせっかく音声で入力しても再利用できなくなります。

牧野:結局、手書きにしてもデジタルにしてもあとで見返したときに、どこにあるかぱっと分からないと意味がないということですよね。

急いでメモをとるときのおすすめは?

リスナーからたくさん質問も来ています! 「いまだに手の甲にマジックでメモをしてしまいますが、にじんで読めないときがあります」という相談も。急いでいるときにぱぱっとメモをとるにはどうしたらいいですか?

舘神:手も悪くはないですが、にじんで読めないと活用できないので、やはりメモ帳を使うのがおすすめです。

牧野:逆に、こういうメモの取り方はおすすめできないというのもありますか?

舘神:レストランなどで、手元に紙がなくてナプキンに走り書きしてしまったという経験がある人もいると思います。でもそのナプキンをちゃんと保管できず、失くしてしまった……という人も多いのではないでしょうか。こいうときのためにもメモ帳を常に持ち歩くことをおすすめしたいです。

牧野:メモ帳を含めて、メモの効率をあげるためのおすすめアイテムはありますか?

舘神:メモ帳のほかはボールペンです。安いものでいいです。ボールペンがおすすめの理由は、最近のボールペンはインクがすぐに出てさっと書けるので、ストレスがありません。これがえんぴつやシャープペンだと、芯の状態が気になったり、急いで書いていて折れてしまったりするので。

牧野:書き心地を気にしなくていいものを使うということですね。それでしたらお気に入りのアイテムにしておいた方が、メモをしようという気分も盛り上がります! その上でボールペンや持ち歩きやすいサイズのメモ帳にするのがよさそうですね。

舘神:そうですね。いろいろ使ってみて、自分にフィットするタイプのメモ帳やボールペンを見つけていくのがいいと思います。

メモが追いつかない……速記のコツは?

牧野:次の質問で、「人の話をメモするとき、追いつかずに文章にならなくなってしまいました。速記のコツはありますか?」といただいています。

舘神:速記というのはやっていませんが、キーワードだけ拾って書いておいて、あとで思い出して補足というのはしますね。あとは、キーワード同士の関係を矢印にしたりグループにしたりしています。

牧野:メモをとるときに同時にやっているのですか?

舘神:さすがに同時にはできないので、あとで見直す際に、確認しながら思い出して書いています。

牧野:その他、 教えてもらえることはありますか?

手書きとデジタルの合わせ技!?

舘神:おすすめしたいのが、手書きとデジタルの合わせ技です。先ほどのレストランのナプキンに書いたときは、それをスマートフォンのカメラで撮っておくと保存ができます。もちろん文字情報を拾うことはできませんが、見る分には問題ありません。

牧野:手書きでは書くけど、それをスマホでも残しておく、と。

舘神:手書きとデジタルと両方使うのがいいと思います。あとはそれぞれの得手不得手があるので、パッとメモを取るなら手書きですし、あとで再利用したり仕事のベースになることなら最初からデジタルでもいいと思います。

牧野:舘神さんは、特別なアプリを使っていたりしますか?

舘神:特にはないですね。最近のiPhone標準のメモでも書類をスキャンできたり、けっこう高性能なんです。

牧野:検索性がいいという意味では、iPhoneのメモ帳もかなりいいですよね。今回はありがとうございました!
今回お話をうかがったのは……舘神龍彦さん
デジアナリスト/手帳評論家。(株)アスキー勤務を経てフリー。おもな著書に『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)など。『手帳と日本人』(NHK出版新書)は、大学受験の問題に二度出題されるなど、著書への評価は高い。「マツコの知らない世界」をはじめ、テレビ・ラジオ出演多数。認知症の人でも記憶が持てる「おぼえている手帳」を開発。YahooJapanクリエイターズプログラム Twitter/@tategamit

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