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文具ライターおすすめ! 2023春の新作ペン・トレンド文具

今回は、新生活に気分が上がる!頑張ろうと思えるような「おすすめ文房具や最新トレンド文具」をピックアップ!IPPOで文具といえばこの方、文具を中心とした情報サイト「フムフムハック」の編集長で、週5で文房具店に通っていた時期があるほどの文房具好き!文具ライターのやまぐちまきこさんにSBSアナウンサー牧野克彦がお話をうかがいました。
※2023年4月3日にSBSラジオIPPOで放送したものを編集しています。

写真提供:やまぐちまきこさん

2023年も手書き文具に注目?!

牧野:さっそくですが、今年の春の文具のトレンドを教えてください。

やまぐち:ユーザーのニーズに応えた新作ペンが続々と登場しています。移動中や商談先、カフェなどで使える、持ち運べてコンパクトな「手のひらサイズ」のものが人気です。

牧野:昨年、手書きを楽しめる文具が人気という話でしたが、どんどん進化しているんですね。

やまぐち:デジタル化が進む一方で、書くという手を動かす作業にも注目が集まっています。

牧野:それでは、おすすめのペンを教えてください。

1.パイロット「フリクションボールノックゾーン」 

写真提供:やまぐちまきこさん


やまぐち:消せるボールペンでお馴染みのフリクションから、今回は”濃く・長く”書ける次世代モデルの「フリクションボールノックゾーン」が登場しました。「もっと筆跡を濃くしたい」「インク容量を増やしてほしい」というユーザーの声に応え、従来のフリクションインキより30%濃く(ブラックの場合)、1本あたりのインキ容量は70%増えました。

牧野:(書きながら)本当だ!今まで薄めだなと思っていましたが、それが解消され、しっかり書けますね。

2.ゼブラ「サラサナノ スモークカラー」 

写真提供:やまぐちまきこさん


やまぐち:0.3mmの極細のジェルボールペンの「サラサナノ」に、数量限定の新色スモークカラーが登場しました。

牧野:ジェルボールペンとは何ですか?スモークカラーということは淡い色ですか。

やまぐち:水性ボールペンのジャンルになります。同社の調査で、手帳のユーザーの60%が、濃くはっきりしたインクでプライベートの予定を書くと、相手に予定が見えてしまうことが気になってしまい、人目があるところで手帳を開くことに抵抗を感じてしまうということがわかりました。そんな悩みに応えるべく、自分からは文字が見やすく、相手からは細かい文字が読み取れないくらいの丁度いい濃度になっています。

牧野:薄いものにもニーズがあるんですね。どんな色があるんですか。

やまぐち:スモークピンク、スモークカーキ、スモークブルー、スモークオーカーの4色展開です。

牧野:これは可愛い。手帳の中が華やかになりそうですね。

3.サンスター文具「ローラースタンプペン(コロロ)」

写真提供:やまぐちまきこさん


牧野:(書きながら)これは面白いですね。ローラータイプになっていて、紙の上をなぞらせると、波線が簡単に書けます。

やまぐち:波線と点線の2種類があり、ハンコみたいに使いやすいペンになっています。

牧野:お絵描きのグッズのようでありながら、様々な場面で使う「強調の波線」を書くためにも使えるなんて便利ですね。

やまぐち:子どもの頃に使っていたような懐かしさもありつつ、お仕事や勉強のシーンでも使いやすいペンになっています。

牧野:ブレないようにまっすぐ書く機能がついているのも魅力です。

そのほかのトレンド文具も教えてください。

1.コクヨ「ペンケース〈Nストレージ〉」

写真提供:やまぐちまきこさん


やまぐち:斜め式構造のペンケースです。一般的なペンケースは横に入れたまま上に重ねていくので、使いたいものを取り出したいときに時間がかかるうえ、探す作業が生まれてしまいます。


こちらはぺンや定規など長いものを斜めに入れられるので、取り出しやすいです。また消しゴムなどの小物や筆記具、付箋などの薄いものを3つのゾーンに分けて入れられます。

牧野:斜めに取り出せるだけで、だいぶ使い勝手が変わりますね。

やまぐち:ペンを13本程度収納できるので、マーカーペンを入れるなど便利に使えます。

2.マークス「EDiT 手帳用紙を使った小さな方眼ノート・B7」

写真提供:やまぐちまきこさん


牧野:方眼ノートもまだ進化の余地があるのでしょうか。

やまぐち:手のひらサイズの方眼ノートです。320ページで約90gと、とても軽いのがポイントです。サイズがB7という大きさで、スマートフォンより一回り小さいくらいのサイズ感で持ち運びに最適なんです。ちょっとメモするときに便利ですし、スマートフォンと一緒に持ち運びができるのもいいですよ。

牧野:こちらは色展開が全10色で、仕事で使いやすい色合いとデザインもいいですね。

3.トンボ鉛筆「モノポケット」 

写真提供:やまぐちまきこさん


やまぐち:消しゴムと見た目がすごくそっくりです。長さが約5cm、幅が2cmの消しゴムサイズの修正テープです。見た目もモノ消しゴムと同じ様にラインが青・白・黒になっているデザインも特徴です。

牧野:文房具もまだまだ進化していきますね。文房具の見た目で、気持ちを上げていきたいですね。

やまぐち:この季節は、色合いも春らしい素敵なものが多いので、ぜひ文具店に足を運んでください。

牧野:旬な文具の情報は、ぜひ「フムフムハック」をチェックしてください。今回もありがとうございました。
今回お話をうかがったのは……やまぐちまきこさん
雑誌やWEBで活躍する文具ライター。NIKKEI STYLEで「今旬ときめきステーショナリー」が好評連載中。“読んでフムフム・ワクワクする”ライフハックコンテンツを「フムフムハック」にて発信中。

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