ますます進化！2023年秋のトレンドヨーグルトは!?
松下：向井さんは、日本全国のヨーグルトを食べ歩き2,700種類を超えるレビューを紹介しています。今年6月には、ご当地ヨーグルトの認知拡大・価値訴求を目的に活動する「一般社団法人ヨグネット」を設立されました。
以前IPPOにご出演いただいた4月は、2,600種類を超えるヨーグルトのレビューを書いているとご紹介させていただきましたが、5カ月で100種類も増えているじゃないですか〜。1日にどれくらいのヨーグルトを食べられるんですか。
向井：上限はギリギリ太らない1.5kgまでと決めています。
松下：え〜？ステーキかなにかの話ですか？（笑）ヨーグルトで太るという話は初めて聞きました（笑）。では早速教えてください。
1.明治吸収サポート：赤の野菜ヨーグルト
向井：ヨーグルトは毎年、春と秋に新商品が発売されます。今日は8〜9月の新商品から紹介します。前回の出演では、「明治吸収サポート 野菜と一緒にのむヨーグルト」を紹介しましたが、8月にこちらがカップ商品として発売されました。
松下：飲むヨーグルトに加えてカップも登場したんですね。
向井：野菜に含まれる栄養の吸収をサポートする乳酸菌が入ったものになります。ついにヨーグルトに野菜がそのまま入るようになりました。
松下：私も野菜不足で肌の調子を気にしていたので、これは嬉しいです。
向井：赤・黄・緑の3色展開で、その中でも私がおすすめなのが「赤の野菜ヨーグルト」です。トマトの風味や桃、りんご果肉の食感が楽しいんです。
松下：いちごヨーグルトのような赤い色ですね。いただきます。（食べながら..）うん、美味しいです。濃厚ですね。果肉も大きい！
向井：そうなんです。果肉の量が多くて大きいうえに、無脂肪・高タンパク質なんです。
松下：食べるとシャリシャリシャリという音がします。野菜が入っているとは思えないほど美味しいです。フルーティーな甘さがあって野菜が嫌いなお子さんでも気軽に食べられる商品ですね。
2.ダノンビオ： 和梨とりんご
向井：ヨーグルトにも秋が来たな〜と感じる味なんですが、2020年の秋に出ていた期間限定品がすごく人気があり、それが復活した商品です。名前の通り和梨の果汁とりんごの果肉を楽しんでください。
松下：いただきます。（食べながら..）う〜ん。果汁が本当にたくさん入っているのが分かります。本当に梨とりんごをそのままかじって食べているような感覚です。
向井：実は、これをさらにパワーアップさせる食べ方があるんです。この食べ方は非公式ですが、凍らせて食べてみてほしいんです。
松下：ヨーグルトを凍らせる!?
向井：はい。凍らせるとシャリシャリしてより梨感がアップして楽しめます。10分ぐらい室温に置いて食べるのがおすすめです。
松下：スプーンを入れた感じはスムージ−のような感覚ですね。では、いただきます。（食べながら..）わ〜、美味しい。梨を食べたときのシャクッとした食感が忠実に再現された感じです。これはハマりますね〜。
3.ファミリーマート：のむヨーグルトバナナ（もったいないバナナ使用）
松下：待ってました、飲むヨーグルト!! 私、大好きなんです。
向井：コンビニの飲むヨーグルトは、今すごく進化しています。
松下：ファミリーマートのこの商品はどんな特徴がありますか。
向井：毎年秋にバナナ味は出ていましたが、今回は「もったいないバナナ使用」となり、規格外バナナや本当は美味しいのに熟れすぎなどの理由で廃棄されていたバナナが使われています。
松下：飲むヨーグルトがフードロスやSDGsにつながっているんですね。（飲みながら..）うわ〜濃厚〜！めちゃくちゃ美味しいです。バナナのとろっとした食感や果肉が感じられますし、甘みがすごいですね！
向井：そうなんです。ピューレと果肉をダブル使いすることで生まれる食感や旨みを楽しめます。本当に美味しくてまさしく、バナナさまさまです。
松下：以上3種類、どれも美味しかったです。皆さんぜひカップヨーグルト研究会と検索をしてSNSもぜひチェックしてください。
※2023年9月15日にSBSラジオIPPOで放送したものを編集しています。
今回お話をうかがったのは……向井智香さん
一般社団法人ヨグネット代表理事、カップヨーグルト研究会。日本全国のヨーグルトを食べ歩き・取り寄せながらブログを運営。2023年9月現在、2,700種類を超えるレビューを掲載。大手メーカーからご当地商品まで網羅する膨大なデータベースに、工場・牧場見学やメーカーへのヒアリングなどの知見も交え、講演会や食べ比べワークショップを開催。2022年3月、『ヨーグルトの本』を出版。
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