
こだわりの混ぜ方からご当地商品、アレンジ料理まで!なっとう娘が教える 納豆の楽しみ方
なっとう娘流!こだわりの納豆の混ぜ方
納豆はタンパク質とビタミンが豊富で、栄養価が高いですよね。でも強い臭いと粘り気があるので、苦手な方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は納豆のおいしい食べ方や、おすすめの納豆を、納豆インフルエンサーのなっとう娘さんに教えていただきます。
牧野アナ:なっとう娘さんは、年間約1500パックも納豆を食べる納豆インフルエンサー! 納豆のアレンジグルメやさまざまな地域の納豆を食べてレポートするなど、納豆を軸に幅広く活動されています。「納豆のような人になりたい」と心から思い、永遠の憧れであり、よきバディとして、納豆と共存されている。将来的には、全国の納豆を楽しめる「全国納豆フェス」の開催を夢見て日々奮闘されています。
全国で納豆フェスを開けるくらい、納豆には種類があるのですか!?
なっとう娘さん:全国に3000~3500種類あるといわれているんです!
牧野アナ:納豆を毎日食べていると、やはり体の調子はいいですか?
なっとう娘さん:風邪を最後にひいたのが思い出せないくらい体の調子はいいので、納豆パワーかなと思っています!
牧野アナ:納豆の食べ方の流儀で、混ぜる回数にこだわりなどあるのでしょうか?
なっとう娘さん:まず、食べる30分前くらいに冷蔵庫から出しておくと、混ぜやすく、菌が活性化します。それからタレを入れる前に50回、タレを入れてから150回かき混ぜるのがお勧めです。
牧野アナ:タレを入れる前にも混ぜるんですね。
なっとう娘さん:タレを入れる前に混ぜる理由は、タレを入れてから混ぜるよりも、納豆の特性である粘り気がより強くでるからです。そこにタレを入れて150回かき混ぜることで、よりねばねば感を楽しむことができます。
牧野アナ:活性化のためにはいっぱい混ぜた方がいいといわれて、200回、300回と混ぜるときがありますが、確かに味も変わってきますよね?
なっとう娘さん:科学的に一番美味しいといわれているのが500回なんですが、正直私のなかでは200~500回です。200回までは大きく変わるけど、200から500回のあいだではそんなに変わらないと個人的には思っています。
牧野アナ:いろいろ実験された感じがありますね(笑)。そんななっとう娘さんおすすめの納豆を教えてください!
おすすめ納豆 1. オーサト「雪誉」(3パック117円)
なっとう娘さん:オーサトの「雪誉」です。スーパーでも買える納豆のなかでも、大粒の豆感がリッチに楽しめておすすめです。おすすめ納豆 2.タカノフーズ「国産」(3パック129円)
なっとう娘さん:おかめ納豆で有名なタカノフーズの「国産」がおすすめです。タレの出汁の香りと豆の甘みとのバランスが抜群! スーパーで買って食べられる納豆で、ごはんに合わせる納豆としては、ずば抜けておすすめです。牧野アナ:「国産」は事前に食べたのですが、豆のふっくら感がすごかったです。納豆によって豆の質って違いますね。
なっとう娘さん:そうなんです! 芯のしっかりした納豆もあれば、ふんわりと柔らかな納豆もあったり、それこそ付属でついているタレの味でごはんに合うものや、そのまま食べた方がおいしいものや、あえてタレを使わず塩をかけて食べるなどもあります。
牧野アナ:塩という話がでましたが、何の調味料を加えるか、みなさんこだわりがあるかと思います。なっとう娘さんのおすすめ調味料はありますか?
なっとう娘さん:キムチ納豆を試したことがある人は多いかと思いますが、そこにごま油を入れて食べるのが好きです。あとはアボカドと醤油。納豆の1.5~2倍くらいのダイス状に切ったアボカドに醤油と納豆を混ぜて食べると、これまた美味しいです!
牧野アナ:それだけでどんぶりになりますね! あと、ご当地納豆でもなっとう娘さんのおすすめを教えてください。
おすすめご当地納豆 1.青森県「青森納豆」160円
なっとう娘さん:青森県にある「青森納豆」という、圧倒的な納豆の香りと粘りが楽しめる納豆があります。細い箸で混ぜると折れてしまうかもしれないくらい粘り気が強くて香りも楽しめます。東京にあるアンテナショップの「あおもり北彩館」やオンラインでも購入可能です。おすすめご当地納豆 2.宮崎県「丹念納豆」1パック208円
なっとう娘さん:竹之下フーズの「丹念納豆」で宮崎県の納豆があります。大粒なんですが、豆の甘みと豪快な食感がたまらない一品です。ごはんにかけてもおいしいですし、そのまま食べていただいても大粒納豆を存分に楽しめます。こちらは高島屋で取り扱っている店舗がありますし、オンラインでも販売しています。長方形の白いパッケージで紙に包まれていて、普段買うパックの納豆とはちょっと違う形でそれも面白いかなと思います。
牧野アナ:納豆といえば茨城県の水戸納豆のイメージが強かったんですが、青森県や宮崎県などのご当地納豆も充実しているんですね。
なっとう娘さん:そうなんです! 全国津々浦々、それぞれに特徴があります。私は旅先で地元のスーパーに行ってその土地の納豆を見つけて楽しんでいます。
おすすめ納豆アレンジメニュー
牧野アナ:それは面白い旅の楽しみ方ですね! なっとう娘さんは「なっとう娘のねばログ」で月1回配信されていますよね。そこには、納豆を使ったメニューが記載されていますが、おすすめの納豆アレンジメニューを教えてください!なっとう娘さん:松屋の「ネギたっぷり旨辛ネギたま牛めし」に小粒納豆をトッピングしていただくと、天国の主食はこれがいいと思うくらい本当においしいです!
牧野アナ:松屋の牛めしを参考にして家でも作れそうですね。それにしても毎日納豆を食べて飽きませんか?
なっとう娘さん:まったく飽きません! 昨日も豆乳鍋を食べたのですが、鍋に3種類の納豆をいれて、それを食べながらひきわり納豆を食べちゃうくらい、活動を始めて3年経った今でも好きですね(笑)。
牧野アナ:鍋に納豆をいれるとどんな状態になるんですか?
なっとう娘さん:粘りがなくなりますが、うまみが十分にでます。時間があるときは、ミキサーにかけてとろとろにして鍋が出来上がってから最後にかけて食べたり、タレのかわりに鍋からディップして食べたりします。
牧野アナ:納豆をミキサーにかけることで、納豆自体がタレになるんですね! なっとう娘さんのねばログは絶対に見ていただきたいと思います。
なっとう娘さん:ねばログ以外にも、Instagramで「納豆まとめ」と検索していただくと、毎日納豆のアレンジレシピや加えておいしい調味料など発信しています。また、納豆好きのフォロワーさんを「なっ友」と呼んでいます。ぜひ納豆まとめをフォローしていただき、なっ友のみんなで納豆界を盛り上げていけたら嬉しいです!
牧野アナ:今回はありがとうございました!
今回お話をうかがったのは……なっとう娘さん
年間約1500パック納豆を食べる納豆インフルエンサー。納豆アレンジや、納豆グルメ、様々な地域の納豆を食べてレポートするなど、納豆を軸に幅広く活動中。納豆のような人になりたいと心から思い、永遠の憧れであり、よきバディとして、納豆と共存している。将来的には、全国の納豆が楽しめる「全国納豆フェス」の開催を夢見て日々奮闘中。公式サイト『natto musume』/納豆アレンジコラム連載『なっとう娘の「ねばログ」』/納豆の食べ方を発信しているInstagramアカウント『納豆まとめ』
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