⚾ハヤテ、ＮＰＢ球団から初勝利 広島に６―４ 一挙６点、逃げ切る
プロ野球２軍ウエスタン・リーグの春季教育リーグが７日、ちゅ～るスタジアム清水で行われた。くふうハヤテベンチャーズ静岡が６―４で広島を破り、ＮＰＢ球団との対戦４試合目で初勝利を挙げた。
くふうハヤテは１点をリードされた三回、無死満塁からドミニカ出身のジェリソン・バスケスの走者一掃となる三塁打で逆転。福田、高橋（静岡西高出）も続き、一挙６点を奪った。投手陣は先発の右腕早川が５回途中まで１失点と試合をつくり、その後を４人の継投で逃げ切った。
広島は昨季１軍でプレーした選手も多く出場した中、赤堀監督は「投手が頑張ってくれて、打線もつながって良かった」と納得の表情。２点適時二塁打を放ち、勝利に貢献した主将の高橋は「（ＮＰＢ相手に）勝てないまま開幕を迎えていたら不安な気持ちが生まれていたと思うが、１勝できたことで自信になる」とうなずいた。
今後は敵地でオリックス、中日との教育リーグ４試合を行い、１５日の本拠地での開幕戦に臨む。
（市川淳一朗）
▽春季教育リーグ
広島 ００１０００３００―４
くふうハヤテ ００６０００００×―６
（広）森、斉藤、岡田―高木、清水
（く）早川、竹内、二宮、田中、村上―居谷、谷川、深草
▽三塁打 ロベルト（広）西川、ジェリソン・バスケス（く）▽二塁打 ロベルト、大盛（広）高橋（く）▽暴投 二宮（く）
▽試合時間 ３時間５分
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