富士山サイクルロードレース開幕 3日は富士市街地で決勝【動画あり】
富士市街地などを会場にした自転車レース「富士山サイクルロードレース2024」(実行委主催)が2日、静岡市清水区の静岡県航空協会富士川滑空場で開幕した。国内トップ選手が出場する種目「富士クリテリウムチャンピオンシップ」の予選などを行い、大勢の来場者が目の前を疾走する迫力の競技を体感した。
往復1・4キロの直線を30周する予選は、大学を含む33チームの約160人が3組に分かれて競った。地元のレバンテフジ静岡の床井亮太選手らが決勝に進んだ。初日はこのほか、17歳以上の女子レースや市民参加のパレードランを繰り広げた。
富士市の公道で開催してきた3年目のレースは、交通への影響などを踏まえて初日だけ会場を移した。富士川河川敷の同滑空場では午前中に時折富士山が姿を見せ、来場者が会場の様子とともに撮影を楽しんだ。
最終日の3日はロゼシアターや市役所が並ぶ通称青葉通りで実施し、同チャンピオンシップ決勝のほか年代別の種目などを行う。自転車関連企業などがブース出展する。午前7時半から午後5時まで交通規制がある。