⚾清水七・八 ５点差逆転【しんきんカップ静岡県中学選抜野球・２回戦】
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▽２回戦（浜岡第３試合）
清水七・八（清水） ００５２０１０―８
伊東対島・門野（東豆）２３０００００―５
（清）鎌田、河原崎―井上
（伊）鳥沢、飯田、西村、田代―西村、飯田、西村
▽本塁打 大川（伊）
▽二塁打 鎌田（清）▽暴投 田代（伊）鎌田２、河原崎（清）▽ボーク 飯田（伊）
▽試合時間 １時間５２分 劣勢も焦らず ボール見極め 清水七・八が５点差をひっくり返す逆転劇を見せた。試合開始早々から劣勢に立たされたが、各打者は焦らず打席でボールを見極めることを意識。四球を選んで打線をつなげると、好機で適時打が出て形勢逆転につながった。
０―５で迎えた３回。５連続四死球で２点を返し、なおも２死満塁から先発投手の７番鎌田が自らのバットで３点適時二塁打を放ち、同点に追いついた。４回は三つの四死球でつくった２死満塁の場面で打席には５番河原崎。「クラスメートでもある（投手の）鎌田を助けたかった」と初球を中前にはじき返し、値千金となる勝ち越し２点適時打をたたき出した。
援護をもらったマウンド上の鎌田は尻上がりに調子を上げ、３回以降は伊東対島・門野打線を無失点に抑えた。
次戦は優勝候補筆頭の東海大翔洋とぶつかる。鎌田は「（今日の）反省点を生かし、ベストピッチングで臨みたい」と気を引き締めた。
（御前崎支局・市川幹人）
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