
静岡県熱海市で28人の命が奪われ土石流災害から2025年7月3日で4年です。違法な盛り土が被害を拡大したとされていますが、責任の所在は明らかになっていません。
午前9時から開かれた追悼式では、遺族らが犠牲者を悼み、祭壇に花を手向けました。
<娘を亡くした小磯洋子さん>
「きのう起きたのとまだ同じ気持ちでいる。癒やされることは私が生きている限りはないと思う」
発災時刻とされる午前10時28分には、地元住民が黙とうを捧げました。
被害を拡大したとされるのは違法な盛り土。警察は盛り土があった土地の前と、現在の所有者などに対し捜査を続けています。
復興には遅れが出ていて、復旧工事の完了目途は「2026年度末まで」とされています。