
静岡県は6月30日、水産資源調査船「駿河丸」が駿河湾で水中テレビカメラロボット回収中に、横移動用プロペラにケーブルが巻き込まれ、プロペラを損傷するとともにカメラロボットも海中に沈んだと発表しました。修繕完了まで調査を延期するということです。
県によりますと、6月26日午後2時45分頃、富士川沖でサクラエビの生息状況を撮影後、カメラロボットを回収していたところ、船の「横移動用プロペラ」にカメラロボットのケーブルが巻き込まれ、切断されました。カメラロボットは海中に沈み、横移動用のプロペラの一部も損傷しました。
今後、点検を行うために駿河丸を陸に上げ、修繕する予定だということです。また、修繕完了まで調査を延期するとしています。
県は、水産・海洋技術研究所を中心としたチームを設置し、検証と対応策の検討を進める方針です。