
海の恵みを守る取り組みです。静岡県熱海市の漁協が約6000匹のヒラメの稚魚を放流しました。
ヒラメの稚魚の放流は、資源の回復と水産業の振興を目的に熱海市の大熱海漁協が毎年この時期に行っています。放流のため県の施設で育てられたヒラメは、大きいもので7センチほど。
5月1日には約6000匹の稚魚を熱海港から2キロほど離れた沖に運び、海に放流しました。
<大熱海漁業協同組合 遠藤哲也組合長>
「やっぱり後継者にもヒラメを獲っていただきたい。なんとか元気で大きくなってくれれば、それだけで満足です」
ヒラメの稚魚は、2~3年後には30センチほどに成長するということです。