「御前崎の砂浜に元気な姿で戻って来てくれたら」小学生が学校で育てたアカウミガメを海に放流=静岡・御前崎市

また戻ってきてほしいという願いを込めて、6月13日、静岡県御前崎市の小学生が学校で育てたアカウミガメを海に放流しました。

御前崎小学校では、48年前から国の天然記念物に指定されているアカウミガメの子ガメを飼育しています。2024年秋頃から、ふ化したばかりの子ガメを預かり、校内で子どもたちが大切に育ててきました。

<児童>
「御前崎の砂浜に元気な姿で戻って来てくれたらうれしい」

13日は、小学4年生から6年生の児童が体長20センチから30センチほどに育ったアカウミガメ9匹を海に放流しました。
 

<児童>
「頑張れ」
「まだ大きいとは言えないので、このまま大きい魚に食べられてしまわないか心配」
「30年後とかに、御前崎の海に帰ってきてくれたらいいなと思う」

その後、児童はカメが産卵しやすい環境を整えるため、海岸のごみ拾いに汗を流していました。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

あなたにおすすめの記事

人気記事ランキング

ライターから記事を探す

エリアの記事を探す

stat_1