若者の投票率向上へ 高校生ら啓発役に 静岡県選管が24人任命

任命式後の企画・交流会で選挙啓発のアイデアを出し合う若者選挙パートナーの学生たち=県庁 静岡県選挙管理委員会と県明るい選挙推進協議会は18日、本年度の選挙啓発ボランティア「若者選挙パートナー」の任命式を県庁で行い、公募に申し込んだ高校生17人、大学生7人に任命書を交付した。7月に想定される参院選で早速、街頭啓発を行う予定で、低迷が続く若年層の投票率向上に向けて活動案を出し合う企画・交流会も開かれた。
 パートナーの任命は今年で10年目。任命式で県選管の露木満書記長は、応募者が昨年度の15人より増えたことを喜び、「選挙に参加することが大切だという強いメッセージを届けるためには同世代の皆さんの力が必要。大胆なアイデアと活躍を期待する」と述べた。
 昨年度に続きパートナーに応募した常葉大外国語学部2年の戸塚諒一さん(19)は「同世代による呼びかけは効果があると感じた。もっと多くの人に選挙に行ってもらいたい」と意欲を示した。初めて参加する静岡雙葉高1年の斎藤ほたるさん(15)は「若者に見てもらえるようSNSを活用し、動画やクイズも織り交ぜて発信できたら」と活動への期待を膨らませた。

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