「みんなにも幸せが来てほしい」 “ピンクの幸運を招くバッタ”少年が発見 竜洋昆虫自然観察公園に寄贈

宮地さんが捕まえたピンク色のキリギリス(宮地陽介さん提供) 浜松市中央区の三方原小2年の宮地葵央さん(7)がこのほど、全長5センチほどの濃いピンク色のキリギリスを自宅付近の公園で見つけた。“幸運を招くバッタ”と呼ばれていることを知った葵央さんは「みんなにも幸せが来てほしい」と願い、磐田市の竜洋昆虫自然観察公園への寄贈を決めた。
 父の陽介さん(38)と一緒にトカゲを探しに公園の草むらを歩いていたところ、草の間から跳びはねるピンク色のバッタの姿を見つけた。捕まえたのはキリギリスの仲間「クビキリギス」とみられ、通常は緑か茶褐色だが、まれにピンク色の個体もいるという。
 バッタは公園内の昆虫館で展示されている。北野伸雄館長は「多くの方に見ていただきたい」と話し、葵央さんは「展示してくれててうれしい」と喜んだ。

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