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静岡「頂」弁当完成 天神屋で発売 県認定農水産物で地産地消

 天神屋(静岡市駿河区)は17日から静岡県内全30店舗で、県が独自基準で認定した農水産物「しずおか食セレクション(愛称・頂)」の食材を使った「頂弁当」を発売する。通常価格750円、23日までは特別価格の700円(いずれも税込み)で提供する。

しずおか食セレクションの食材を使った「頂」弁当=静岡市駿河区
しずおか食セレクションの食材を使った「頂」弁当=静岡市駿河区

 主菜は同セレクション認定の鶏肉「さわやか富士の鶏」を黒酢でさっぱりと仕上げた酢鶏と、コリコリとした食感が特徴のきのこ「ホホホタケ」を使ったカレー風味の天ぷら。同社伝統の煮物も副菜に添えた。
 主食の「紅茶風味のトマトピラフ」は、静岡ガス(同区)とキリンビバレッジ静岡営業部(同市葵区)が2018年に始めた料理教室で考案されたレシピを基にした。飲料で新たな食の魅力を引き出す目的で、キリンの無糖紅茶飲料を使って洋風に炊き上げた。
 16日に同市駿河区で行われた発表会で、開発を担当した天神屋商品企画部の中山一仁課長は「幅広い年代を対象にするため、しっかりとした味付けと全体の塩加減のバランスを工夫した。地産地消にも貢献したい」と話した。

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