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第2ボタンはもう古い!?世代で変わる「卒業あるある」と芸能人の卒業式エピソード

芸能リポーター菊池真由子さんに、旬な芸能ネタをご紹介いただくコーナー。今回は、世代で変わる「卒業あるある」と芸能人の卒業式エピソードについて、SBSアナウンサー牧野克彦がうかがいました。
※3月8日にSBSラジオIPPOで放送したものを編集しています。

第2ボタンはもう流行らない!?

菊池:私たち昭和世代の卒業式といえば、「仰げば尊し」や尾崎豊さんの「卒業」を聴いて憧れる男子がいたり。

牧野:卒業すると自由だ!みたいな空気がありましたよね。

菊池:そして、やっぱりなんといっても第2ボタン! 男子が学ランですもんね。第2ボタンは心臓に一番近いから、彼のハートが欲しいということで第2ボタンをもらうことが流行ったんです。

牧野:そういう意味があるんですね! 第2がなくなっていたら、第1や第3をもらいにいく人もいますけど、第2をもらうのが大事なんですね。

菊池:牧野さんはいかがでしたか?

牧野:それが私が通っていた学校は制服がなくて、第2ボタンの経験がないんです。でも卒業式のためにわざわざ制服のようなブレザーを買ってきて、思い入れのないボタンを渡すモテる男子がいたんですよ!

菊池:牧野さんは制服は着なかったですか?

牧野:モテてなかったので、普段と同じようにトレーナーで行きました(笑)。

菊池:うちの学校は男子が学ランだったので、モテない男友達から、家族に見栄を張りたいからボタンを貰ってくれと言われて、仕方なく貰った思い出があります(笑)。最近の若い子たち、Z世代という25歳以下くらいの子たちは、第2ボタンをあげるとか貰う文化があまりないというアンケート結果が出ているんです。一部のアンケートでは、7割くらいが「あまり興味がない」「そういうことを考えるほど好きな人がいない」などの結果が出ています。原因のひとつに、ブレザーが多くなったのもあると思うんです。ボタンではなく、ネクタイや校章を交換したりすることが多くなったそうなんです。

牧野:デジタル上でLINEの何かを交換するとかではないんですね。

菊池:物の交換はまだあるようなんですが、私たちの時代のような第2ボタンはないようです。あとは先生が黒板にアートを描くとか制服を投げる写真を撮るとか。やっぱりSNS映えすることが中心なんです。確かに第2ボタンひとつ載せても映えませんね。やはりみなさんスマホを持っているので、卒業式で写真を撮るのが簡単になって、そういうことにハマっているという話なんです。

牧野:今のZ世代は、記憶が写真で残っているのでいいですよね。日常的に撮るじゃないですか。私たちの時代はフィルムだったので、現像代などがかかったから気軽に撮っていなくて、イベントごとの写真しか残ってない感じですもんね。

芸能人の卒業式モテ伝説

菊池:芸能人の中では、やはり時代とか関係なくモテていた人たちがいっぱいいるわけなんです。

牧野:芸能界はスターの集まりですもんね。

菊池:例えば窪田正孝さんや北村匠海さん、山﨑賢人さん、坂口健太郎さんは卒業式で全部なくなった伝説をもっていますし、他にもいろんなモテエピソードがある人がいます。

岡田将生さん

菊池:岡田将生さんはブレザーの学校で、ネクタイの替えを3、4本持っていたんですが、卒業する前から予約が入っていたそうです。

牧野:それって、半分告白じゃないですか。

菊池:でも、付き合えないけど、ネクタイはあげられるということですよね。当日はわざわざ私服を持っていって、制服は全部持っていかれたそうです。

Kis-My-Ft2の玉森裕太さん

菊池:Kis-My-Ft2の玉森裕太さんは、もちろん学ランのボタンを全部とられたんですが、中に着たシャツの袖のボタンまで全部取られたと。「本当にそのボタンいるの?」と本人が思ったくらい校章なども全部とられたそうです。

牧野:モテる人は大変ですね。

菊池:シャツがとまらない状態なので、シャツがはだけてセクシーな状態で帰ったそうです。

牧野:お母さんたちもどうしたの!?と思うのか、親としては嬉しいのか、どうなんでしょうね。

Sexy Zoneの中島健人さん

菊池:そして、Sexy Zoneの中島健人さん。中学3年生のときにはジャニーズに入所していたので、アイドル並ですよね。卒業式が終って帰ろうとしたら、女の子の列でなかなか学校から出られない。しかも、自宅前にも女の子がいっぱい、女の子たちで花道ができたという伝説があるんです、そんなのありますか?(笑)

牧野:人生で一度も経験できないことですね。

菊池:やっぱりイケメンは昭和だろうが平成だろうが令和だろうが、モテエピソードは変わらないんだなというのはありますよね。

牧野:モテる人用に、とられてもいいボタンがたくさんついている卒業式用の服を売りだしたらニーズがあるかもしれませんね。

菊池:実は、あげる用のボタンが売っているんですよ。あげやすいようにピンバッチになっていて。そういうお仕事もあるんだなと(笑)。

牧野:モテる人の世界があるなぁ。でも、菊池さんも美人なのでモテたんじゃないですか?

菊池:ボーイッシュな感じだったのでモテませんでした……。

牧野:でも、そのガンガンいく姿が芸能リポーターにも適している感じがします! 今回もありがとうございました!
今回、お話をうかがったのは……菊池真由子さん
東京都生まれ、東京アナウンスアカデミー卒業。卒業後、ケーブルテレビ局のグルメ・旅番組のリポーターに。日本テレビ『レッツ!』でワイドショーリポーターとなり、その後も同局『ザ!情報ツウ』『スッキリ!!』などにレギュラー出演した。取材現場での積極的な姿勢と鋭い質問で、“現場の爆弾娘”の異名をとる。現在は1児の母として育児をしながら、取材や番組出演をこなしている。

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