⚾捕手・草場悠 俊足と打撃でアピール【くふうハヤテ選手紹介】
5人の捕手陣で最年少の20歳。「皆うまい。見習いながら食らいついていかないと」と危機感を募らせるが、50メートル5秒台の俊足と打撃を売りにアピールを続ける。
大阪・履正社高時代は足の速さを見込まれて途中から外野手に転向。卒業後に進んだ独立リーグで再び捕手としてプレーした。独立での2年間は捕手出身の指導者がいなかったため、「細かいところまで一から教えてもらっている」と新天地で新鮮な日々を送る。
目標とするNPBには身近にいた選手が何人も所属する。オフの自主トレ相手は履正社の1年先輩の内星龍投手(楽天)。昨秋のドラフトで巨人に育成7位指名された平山功太外野手は独立リーグの千葉スカイセイラーズで切磋琢磨(せっさたくま)した同い年の元同僚だ。対抗心に火が付かないわけがない。
自らの挑戦を「やってもあと3年」と見据える。今季は「成長の1年」。守備能力を磨き、正捕手争いに挑む。
くさば・ゆう 大阪府出身。履正社高を経て高知ファイティングドックスと千葉で1季ずつプレー。