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テーマ : スポーツしずおか

パラ開幕まで半年 ボッチャ男子「完成形築く」 杉村英孝(伊豆介護センター) 

 パリ・パラリンピックの開幕まで半年を切った。「花の都」で初開催される障害者スポーツの祭典へ向け、出場枠争いや代表選考が本格化。日本の有力選手は調整に余念がなく、ボッチャ男子(脳性まひBC2)で東京パラ金メダルの杉村英孝(伊豆介護センター)は「残り半年で自分の完成形を築いていきたい」と決意を示す。

ボッチャの日本選手権でプレーする杉村英孝=1月、墨田区総合体育館
ボッチャの日本選手権でプレーする杉村英孝=1月、墨田区総合体育館

 メダル量産が期待される競泳は3月の代表選考会で出場選手が内定する。男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)で2連覇を目指す木村敬一(東京ガス)は大舞台を見据え「今まで通りの泳ぎをしていては勝てない。大きなイノベーションを起こしていきたい」と泳ぎの改良に取り組む。
 団体競技では、2大会連続3位で悲願の金メダルを狙う車いすラグビーの橋本勝也(日興アセットマネジメント)が「キープレーヤーとなれるように日々、トレーニングを積んでいきたい」と力を込める。初めて自力で出場権を獲得したゴールボール男子の川嶋悠太主将(久米設計)は「メダルを取れる力は付いている」と自信を見せる。
 車いすバスケットボール女子は4月の最終予選(大阪)で出場権獲得に挑む。本番の試金石となる5月の陸上の世界選手権(神戸)でもパラ出場権が懸かっている。

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