⚽アスルクラロ沼津が３ー０快勝スタート 昨季Ｊ２の金沢から金星
サッカーＪリーグ３部（Ｊ３）のアスルクラロ沼津は２５日、沼津市の愛鷹広域公園多目的競技場で開幕戦を行い、ツエーゲン金沢に３―０で勝利した。
沼津ー金沢 後半、先制点を奪い喜ぶ沼津の選手＝愛鷹広域公園多目的競技場（東部総局・田中秀樹）
①愛鷹▽観衆２２０６人
沼津 １勝（３） ３（０―０ ３―０）０ 金沢 １敗（０）
▽得点者【沼】森（１）安在２（２）
降りしきる雨の中で迎えた開幕戦、沼津が勝利の光を呼び込んだ。後半に３得点を決め、昨季Ｊ２の金沢を相手に無失点で快勝。中山監督は「前半途中から自分たちのスタイルを出せた」と喜び、就任２年目のスタートを飾った。
序盤は金沢ペースで進み、危うい場面が続いた。沼津は徐々に流れを呼び込み、何度も決定機をつくるも、生かし切れなかった。
試合終了間際、チーム３点目のゴールを決める沼津・安在（右）
スコアレスで折り返した後半１０分、ＦＷ森が中央でボールを受けて切り込み、右足でシュートを放ち先制。同２９分にはＤＦ安在がこぼれ球からミドルシュートを突き刺すと、追加時間にもダメ押しの３点目を決めた。
「ボールを持ったら勝負すると決めていた」と森。２得点の安在は「力まずにシュートを決められた。ディフェンスとして、無失点で抑えられたことが特にうれしい」と笑顔だった。
開幕で勝ち点３をもぎ取った沼津。指揮官は「相手がスピード感をもってくるのは予測していた。パスミスなどで攻撃権を奪われる場面も多かった」と反省も忘れない。格上相手への勝利を自信に変え、勢いに乗りたい。
（東部総局・日比野都麦）
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