干物おいしく焼けます 沼津の有志が専用器具PR
沼津市の干物加工・販売業者らが10日、新たに開発した地元特産の干物がおいしく焼ける専用器具を、市内で開かれたイベントで初披露した。七輪で実演し、絶妙な色づきやパリパリ感とふっくら感を保ったアジをPR。干物のおいしさを発信し、消費拡大を図る。
同日に中央公園で開かれた沼津自慢フェスタ会場で行った。沼津ひものブランディング推進委員会と沼津ひものの会が企画。器具は長期間かけて中堅・若手の干物業者らが商品化にこぎ着けた。七輪の上に回転式の網を乗せ、裏表を満遍なくあぶると5分ほどで食べ頃。魚型の網はアジの平均的な大きさだが、会場の直売コーナーで購入した人の要望で、ホッケも尻尾を少し切る程度で網に収まり応用できることを示した。
器具はクラウドファンディングで販売中。