命の大切さ、思いやり学ぶ 静岡人権擁護委員協 松野小で人権教室
静岡人権擁護委員協議会は20日、人権教室を静岡市葵区の松野小で行った。5年生10人は人権について理解を深め、命の大切さや思いやりの心を学んだ。
講師を務めた同協議会の望月茂さんは虫や動物、植物など身の回りには多くの「命」があり、自分の命も他人の命も大切だと強調。性別や年齢、文化など多様性を認め合う大切さに触れた。
「身の回りの思いやり」を感じてもらおうと、押しボタンが低い場所に設置されている信号機などを写真で紹介し、「何げない一言で傷つく人がいることも心に留め、思いやりの気持ちを持って話したり行動したりしてほしい」と呼び掛けた。
児童らは夏休み中、学んだことを生かして「人権啓発ポスター」を作成し、コンクールに応募する。