宮城野親方が総会で謝罪　春場所は警備に　大相撲

　日本相撲協会は８日、大阪市内で親方全員を対象にした年寄総会を開き、元幕内北青鵬の暴力問題で師匠の立場を外れた宮城野親方（元横綱白鵬）が冒頭に「大変ご迷惑をおかけしました」と謝罪した。芝田山広報部長（元横綱大乃国）が明らかにした。宮城野親方は総会後、宮城野部屋の今後について協議する伊勢ケ浜一門の会合に出席。終了後は無言だった。
　宮城野親方は大相撲春場所で、これまで通り館内警備などに従事する。芝田山部長は「与えられた仕事を黙々とやること。つらい部分はあると思うが、乗り越えてもらわないと」と語った。
　年寄総会では２０２３年度収支決算についても報告。関係者によると４年ぶりの黒字転換が見込まれている。