部内いじめや飲酒 誠恵高などを処分 日本学生野球協会
日本学生野球協会は5日の審査室会議で高校19件の処分を決め、駒大苫小牧(北海道)は3年生部員11人が窃盗行為に関与したため1月31日から1カ月間の対外試合禁止とした。県内では部内でのいじめと部員の飲酒、喫煙などがあった誠恵を、昨年12月11日から今月10日まで3カ月間の対外試合禁止とした。
誠恵によると、2年生部員4人が1年生部員1人に対し、寮内で肩を殴るなどの暴力が複数回あったという。同校が昨年12月に寮生全員に調査をしたところ、飲酒や喫煙、パチンコ店へ出入りした部員がいたことも明らかになった。当該部員を謹慎とし、野球部は2月中旬まで活動を自粛した。同校は「このような事態が再び起こらないよう最大限努力し、指導していく」とした。
このほか、ひき逃げ運転で逮捕された真岡北陵(栃木)の監督は昨年3月3日から2年間の謹慎となった。