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テーマ : スポーツしずおか

抑え転向 楽天・則本が仕事【プロ野球オープン戦】

9回に登板した楽天・則本=倉敷
9回に登板した楽天・則本=倉敷

◇楽天―広島(13時1分、倉敷、13198人)
広 島
000000100―1
00000003×―3
楽 天
[勝]渡辺翔1試合1勝
[S]則本2試合1S
[敗]益田2試合1勝1敗
▽二塁打 堂林▽盗塁 田中和(1)▽失策 レイノルズ、石原▽暴投 荘司、ターリー、益田
▽試合時間 2時間46分(中断6分)

 【評】広島は開幕投手を務める九里が4回1安打無失点。緩急を使って5三振を奪う順調な仕上がりを見せた。楽天は荘司が5回2安打無得点に抑え、無四球と制球も安定していた。抑えに転向した則本が2点リードの九回を締めた。 9回連続K セーブ  先発から抑えに転向した則本が3-1の九回の5番手で登板。先頭打者は内野安打で出したものの後続を抑えてセーブを記録した。「緊張感もあり、早い段階で経験できてよかった」と息をついた。最後の打者となった堂林は外角直球で見逃し三振に仕留め、思わずガッツポーズが飛び出した。
 前回登板で失点していただけに「早く投げたい気持ちもあり、それが出た。オープン戦なのに恥ずかしい」と照れ笑いを浮かべた。 走者のいる中で取れた  則本の話 (2者連続三振で締め)三振を取りにいった中で、なおかつ走者がいる状況で三振が取れたのはよかった。 開幕投手 九里 仕上がり順調  広島の開幕投手、九里がオープン戦初登板。新たな変化球を含めた全ての持ち球を試しながら、三振を五つ奪うなど4回を1安打無失点。順調な仕上がりを示しつつも、2四球を与えたことに「もっと自分の意図した球を投げられるよう、精度を上げていかないといけない」と貪欲に話した。
 昨季はリーグトップの174回3分の1を投げ、防御率はキャリアハイの2・53をマーク。タフさが売りの右腕は、11年目で初めて任される大役に「(実感は)まだ湧いていない。いつも通りという感じなので、一日一日無駄にせず、しっかり準備して次に臨みたい」。平常心を心掛け、役目を全うする意気だ。

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