オリックス 先発投手陣再構築へ キャンプ打ち上げ【プロ野球キャンプ】
オリックスは29日、宮崎市での春季キャンプを打ち上げた。最終日に予定していた西武との練習試合が中止となるなど天候に恵まれない日も多かったが、中嶋監督は「ある程度メニューもこなせた」と総括。リーグ4連覇を狙うチームの状態について「楽しみではあるが、これを結果につなげていかないといけない」と引き締まった表情で話した。
一つの敷地内に集まり、AグループとBグループも流動的に入れ替えて鍛えた。「結果としてのアピールは求めず、それぞれがレベルアップしてくれると思っていた。その点ではうまくいった」。その効果で、野手は実戦で快音を響かせる場面が目立った。
オープン戦では山本(ドジャース)らが抜けた先発投手陣の再構築を加速させる。「それを埋めるというのではなく、新しく積み上げる形にしたい」と活発な競争を促した。