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テーマ : スポーツしずおか

玉垣親方が合流 暴力問題の宮城野部屋 大相撲

 日本相撲協会は27日、元幕内北青鵬の暴力問題による監督責任で宮城野親方(元横綱白鵬)が師匠の立場を外れた宮城野部屋の師匠代行に、玉垣親方(59)=元小結智乃花、本名成松伸哉、熊本県出身、大島部屋=が就くと発表した。同親方は大阪市天王寺区の宮城野部屋に合流し「深刻な問題。現状を理解して、責任ある行動を取ってもらいたい」と語った。28日から指導する。
 玉垣親方によると、大相撲春場所(3月10日初日・エディオンアリーナ大阪)では協会やコンプライアンス委員会の指導の下、宮城野部屋の力士らは厳格に行動を制限されるという。「協会としては相当厳しい形で受け止めている」と述べた。
 宮城野部屋は27日に春場所へ向けた稽古を非公開で開始。入り口には「稽古見学はお断りさせて頂きます」などと書かれた紙が張られた。十両に復帰する伯桜鵬は「僕はやることをやるだけなので」と言葉少なだった。
 玉垣親方は日大卒業後に教員を経て27歳で角界入りし、異色の経歴から「先生」の愛称でも親しまれた。宮城野親方は23日の臨時理事会で委員から年寄への2階級降格、3カ月の20%報酬減額処分を受けた。師匠代行は伊勢ケ浜一門が任命し、4月以降は一門が部屋を預かり、運営方法を協議する方針。

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