
5月12日は「看護の日」です。
医療現場では人手不足が課題となる中、静岡市の病院では、DXを活用し看護の質を保ちながら、働きやすい環境づくりを進めています。
■DXを活用して安全性の向上へ

<看護師>
「患者さんの痛み止めを使いたいので、包括指示のアセリオの確認をお願いします」
看護師がタブレットで確認しているのは、患者に投与する薬です。
<薬剤師>
「アセリオ1本でよろしいですか?はい、確認しました。使ってください」
薬剤を慎重に扱うため、テレビ電話アプリを活用し遠隔で24時間体制で薬剤師に確認できるシステムを導入しました。
<看護師>
「タブレットで薬剤師の顔が見れて、すぐに一緒に確認できるので、安心感があります」
DXを活用して安全性の向上につなげています。
■看護記録の自動化とテンプレート化

また、看護観察の記録のデジタル化も進めています。
心拍数や体温などを測定すると、手入力しなくても自動でスマートフォンやパソコンに記録される仕組みです。
病院によりますと、看護師の業務のうち2割ほどは看護観察の記録に費やされており、患者のケアに集中するための効率化が重要だといいます。
<看護師>
「疾患ごとに観察項目がまとめられたものがありますので」
さらに今進めているのが、観察すべき項目の「テンプレート化」。電子カルテ上で疾患や処置ごとに約250件設定し、均一化を図りました。
<看護師>
「看護師の知識の差もありますし、(記録)漏れも防げるので、確実に漏れなく疾患を観察できる点がメリットだと思う」
■看護の質と働きやすさの両立
<静岡済生会総合病院 杉村きよ美 看護部長>
「昔に比べてかなり残務、時間外の仕事も多くなってしまっている。効率化することによって、患者に提供するケアの質が向上し、効率的に看護師も楽しく働けるような状況が作り上げられることが1番いい」
効率化とともに看護の質をどう高めていくか、医療現場で模索が続きます。










































































