閉校した小学校が「遊び場」や「宿泊施設」に! 静岡市清水区に新スポット「OKUSHIZU PARK」が2026年7月にオープンへ

■閉校した学校を活用

静岡県内では年々、子どもの減少で閉校してしまう学校が増えています。その状況を逆手にとり、閉校した学校の跡地を活用して、新しい賑わいを生み出そうという取り組みが、静岡市で始まっています。

静岡市清水区の山間部にあり、4年前に閉校した清水西河内小学校。いま、生まれ変わろうとしています。

■7月下旬にオープン予定 「アソビバ」

2026年5月2日、改装中の体育館が地元の住民に開放されました。7月下旬に正式なオープンを目指している、木製の遊具施設「アソビバ」です。

小学校の跡地を使って新しい賑わいを生み出そうと静岡市が公募し、東京の企業が提案した企画が採用されました。まだ未完成ではありますが、会場は子どもと大人の笑顔で溢れていました。

<小学6年生>
「めちゃくちゃ楽しいです」
<保護者>
「雨の日とか本当に遊ぶところがない。友達の家に行くにも車がないといけないところなので、すごい、いいような気がします」
<保護者>
「近くに遊べるところができて、人が集まればより楽しい場所になると思うので、うれしい」

■宿泊・カフェ・サウナも備えた「OKUSHIZU PARK」

これから校舎の中にも手を加え、宿泊施設やカフェ、サウナ、ジムなどを作ります。これらを合わせて「OKUSHIZU PARK」と称し、7月下旬にオープンする予定です。

<「アソビバ」を運営 森と市庭 菅原和利取締役>
「子どもたちと自然をつなげて原体験を作ることが叶えられる、そんな期待をしている」

■背景にある深刻な人口減少

こうした動きの背景には、中山間地域が抱える課題があります。

<静岡市中山間地振興課 茂津目真帆さん>
「この両河内地区に限らずオクシズ地域全体で人口減少と高齢化率がとても深刻となっている」

静岡市の中山間地域「オクシズ」エリアの人口は、2015年は約3万人でしたが、10年間で2万3000人ほどまで減少しました。この減少分の9割は「64歳以下」となっていて、働く世代の落ち込みが目立っています。

中山間地の人口減少は深刻で、静岡市にとっても喫緊の課題です。

<静岡市中山間地域振興課 茂津目さん>
「地域内外のたくさんの方にお越しいただいて、交流だけじゃなくて、こういったところに住んでみたいなと思ってもらって、最終的に移住に繋がることも目指せれば」

いま住んでいる人の流出を止めることにも期待がかかる「OKUSHIZU PARK」は、7月25日にオープンする予定です。

同じくオクシズにある清水中河内小学校も4年前に閉校してしまいましたが、その跡地は4月から通信制の高校として生まれ変わっています。

こうした新しい施設の力で中山間地の課題が少しずつ解消されればいいなと思います。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

あなたにおすすめの記事

人気記事ランキング

ライターから記事を探す

エリアの記事を探す

stat_1