
入院患者に病院食以外のものを楽しんでもらおうと5月12日、日本一の茶師が静岡のお茶を振る舞いました。
静岡市葵区の静清リハビリテーション病院では、「口から食べる」ことの重要性を入院患者に感じてもらいたいと、10年前からさまざまなイベントを企画しています。
今回は、全国茶審査技術競技大会で優勝した日本一の茶師、和田夏樹さんらが、やぶきたなど静岡を代表する3種類のお茶を入院患者に振る舞いました。
<入院患者>
「コクがある」
「ちょっと苦みがあっておいしかった」
「こんなにおいしいお茶をいただいたのは久しぶり」
<和田長治商店 和田夏樹社長>
「お茶は日常でもあるし、おいしいと思えるうれしい文化だと思うので、それを思い出してもらいながらリハビリにつなげていただけるとしたらとてもうれしいです」
病院では今後も、かき氷やアイスクリームなど、病院食以外のものを楽しんでもらうイベントを企画しているということです。