「嫌でも毎日このことを思い出してしまう」患者に対し「舌の運動」と称して陰部をなめさせたとされる歯科医師の男 裁判で示された被害女性の言葉

静岡市駿河区の歯科医師の男(50)が、女性患者に対してわいせつな行為を繰り返していたとされる事件の裁判が静岡地裁で始まりました。

■患者にわいせつな行為をし、スマートフォンで撮影

不同意わいせつや児童ポルノ禁止法違反などの罪に問われているのは、静岡市駿河区小鹿に住む歯科医師の男(50)です。

起訴状によりますと被告は2025年10月、自身が院長を務める静岡市駿河区西脇の歯科医院で、歯科矯正治療で来院した当時21歳の女性患者に対し、診療台に横たわらせてわいせつな行為をし、その様子をスマートフォンで撮影していたとされています。

また、2026年1月には、当時16歳の女性患者にも同様の行為に及んだなどとして、複数の罪に問われています。

■治療行為であるかのように装い犯行

4月27日に静岡地裁で開かれた裁判で、黒いスーツ姿の被告は うつむいたまま証言台の前に立ちました。

裁判官から起訴内容について問われると、「間違いはありません」と認めました。

検察は冒頭陳述で、被告は他のスタッフがいない休診日に診療を行い、患者の顔にタオルを掛けて視界を遮ったうえで、「治療のために舌を動かす必要がある」などと説明し、治療行為であるかのように装って自身の陰茎をなめさせたと指摘しました。

その様子はスマートフォンで撮影されていたといい、検察官は動画の内容を明らかにしました。

■「毎日、このことを思い出してしまう」

法廷では、被害にあった女性の供述調書が読み上げられました。

「嫌でも毎日、このことを思い出してしまう」

「歯科医師という立場を利用した行為に、厳しい処罰を望みます」

今後行われる被告人質問で、被告がどのような説明をするのか注目されます。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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