
静岡県袋井市の男子高校生に暴行を加えるなどし、浜名湖近くの川に落として溺死させたとして、懲役17年の判決を受けた22歳の男が、判決を不服として東京高裁に控訴しました。
控訴したのは浜松市の無職の男(22)です。被告の男は2024年2月、仲間と共謀して袋井市の少年(当時17)に暴行を加えるなどしたうえ、浜名湖近くの川に落として溺死させたとして6月13日、懲役17年の判決を受けていました。
静岡地裁浜松支部によりますと、被告の男は判決を不服として、6月16日付で東京高裁に控訴したということです。
一審で、被告の男の弁護士は、「積極的な殺意はなく役割も重要でなかった」などとして、「懲役8年が妥当」と主張していました。