
静岡県伊東市の田久保市長はSNSで、8月13日に開かれる百条委員会に出頭する意向を示していますが、報道陣の問いかけには8月12日も無言を貫きました。伊東市内では市長に対し疑問を抱く人たちの抗議や署名の活動が活発化しています。
8月12日午前11時ごろに登庁した田久保市長は、13日の百条委員会への出頭について、明言しませんでした。
田久保市長は8日、百条委員会から求められていた卒業証書の提出を再び拒否しました。一方、13日に開かれる証人尋問への出頭については8日、自身のSNSで「今回は出頭を前提に前向きに検討しております」とつづっています。
田久保市長に対し、市民からは説明責任を果たすよう求める声が上がっています。8月12日、市役所では1人の市民がプラカードを持ち抗議活動を行いました。
<伊東市民>
「(百条委員会に)出ないなんて選択は、ありえないというふうに思っています」
「伊東市女性連盟」は12日、辞職を求める署名活動を始めました。8月20日まで署名を集め、田久保市長に提出する方針です。
<伊東市女性連盟 森知子理事長>
「本当に伊東市がこのままでいいのか、市民の方たちにも、田久保市長にも伝えたい」
田久保市長は13日の証人尋問に本当に出頭するのか、注目が集まっています。