
富士市教育委員会は6月30日、女性職員の体を触るなどセクシャルハラスメント行為をしたとして、教育委員会に所属する29歳の男性職員を減給3か月の懲戒処分にしました。
減給10分の1(3か月)の懲戒処分を受けたのは、教育委員会に所属する主事の男性職員(29)です。
富士市教育委員会によりますと、男性職員は、2025年4月4日、富士市の女性職員に対して、体を触るなどのセクシュアルハラスメント行為をしたということです。
女性の関係者から市の人事課に情報提供があり、調査をしたところ事実が判明したため、富士市教育委員会は6月30日付で、男性職員を減給10分の1(3か月)の懲戒処分にしました。
男性職員は反省しているということです。
また男性職員を管理監督する立場にあった課長級職員(56)に対しては、6月30日付けで口頭による厳重注意処分を行ったということです。
職員の懲戒処分について、富士市の太田桂教育長は「職員がこのような行為を行い、市民の皆さまに多大な御心配、御迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。今後、職員の一層の綱紀粛正を図るとともに再発防止に取り組み、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。