
2024年、一般公開を終えた「東海大学海洋科学博物館」について、東海大学が取り壊すことを決めたことが分かりました。「三保の水族館」として親しまれた施設がおよそ半世紀の歴史に幕を下ろします。
静岡市清水区の東海大学海洋科学博物館は1970年に開館し、希少な魚の展示や世界初の大型アクリル水槽などで多くの人に親しまれてきました。2024年、施設の老朽化などを理由に一般公開を終えていましたが、東海大学は水族館を取り壊すことを最終決定したということです。
東海大学海洋科学博物館によりますと、施設の老朽化や教育研究に力を入れることなどが取り壊しを決めた理由だとということです。
施設を巡っては、2025年4月、存続を求めていた市民団体が3万人の署名を東海大学に提出していました。