
静岡県河津町で「iZoo」を運営するレップジャパンは6月10日、静岡市清水区にオープンを目指す新しい水族館『ZooZooSea』のロゴマークを発表しました。
ロゴデータには、新水族館に飼育展示予定のペンギンやアザラシ、カワウソなどが描かれたデザインとなっていて、レップジャパンの白輪剛史社長は「海の水や波の動きを入れて、躍動感がありつつも親しみやすいロゴになった」と話します。
この新水族館構想をめぐっては、5月30日、レップジャパンが静岡市清水区日の出地区などを有力候補に、新たな水族館『ZooZooSea』をオープンする計画を進めていることが明らかになっています。
『ZooZooSea』では、駿河湾では見ることができない生き物の展示や子どもたちが飼育体験できるような施設、博物館機能も備えた施設を目指し、数年以内のオープンを目標に計画が進められています。
同じ日の出地区では、静岡市が駿河湾に生息する生き物を展示する「海洋・地球総合ミュージアム」を開業する予定となってますが、静岡市の難波喬司市長は「元々市が計画しているものと、2つでちょうど全体としていいものになるので、市としては『ZooZooSea』は大歓迎」と相乗効果への期待感を表しています。
白輪社長も市の施設との相乗効果に意気込みをみせながら、「海の動物をより身近に感じ、直接お世話できるような施設にしたい。今までにない水族館になれたら」と話しました。