
開幕から間もなく2か月を迎える大阪・関西万博に6月6日から静岡県がブースを出展します。6月5日、会場の様子を一足先に滝澤悠希アナウンサーがリポートしました。
<LIVEしずおか 滝澤悠希キャスター>
万博会場の大阪夢洲、だんだんと日が暮れてきました。ただ、このあたり日中よく晴れましたので、その熱気がまだ残っている印象です。シャツ1枚でちょうどいいくらいの体感ですね。私がいる場所を説明します。万博のシンボル大屋根リングの外、西側のギャラリーWESTという場所です。
夢洲駅から歩いて約30分。直線距離だと1.5キロほどの地点です。ここで6月6日から出展が始まるのが、静岡県のブース、ジオキッチン静岡です。静岡の自然や食の魅力をPRするブースで、今ちょうど準備しているキッチンカーがありますが、静岡県産の食材を使用した万博オリジナル料理が振る舞われ、AIやVRを使って様々な体験をすることができます。では改めて、万博の概要です。
大阪・関西万博には、158の国と地域が参加。最先端技術が集まって、新たなアイデアを創造・発信することなどを目的に行われています。来場者は、日ごとに増加傾向にあるということで、私も6月5日、日中会場を歩いていましたが、週末の大型テーマパークにいるんじゃないかというぐらいの人混みでした。かなり混みあっていました。
許可を得まして、静岡県のブースの中に入ってきました。奥に体験コーナーが設けられています。特別に、一足早く体験をさせていただきます。体験するのがバーチャルサイクリングです。どういうことかといいますと、目の前に映像を流れていますが、この自転車に乗って、自転車を漕ぐと、この映像が球体になっているので、この世界にいるかのような没入体験ができるんですよね。
<LIVEしずおか 水野涼子キャスター>
富士山を見ながら、静岡県内を走っているような感じですね。
<滝澤キャスター>
そうです。富士山があります。ここは粟ヶ岳を撮影した映像なんですが、横にあるのは茶畑です。まさに静岡の自然を満喫できるんですよね。この世界にいるかのような感覚です。ちょっといい運動になった気がします。そして、その横にはVR体験ができるコーナーもあります。このゴーグルを覗くと360度VRの世界を楽しむことができます。
静岡県の担当者にお話を伺います。山本さんです。改めて、この『ジオキッチン静岡』は、どういう意図で開催しているのでしょうか。
<静岡県経済産業部産業政策課 山本健太主任>
静岡県の美しい自然や豊かな食材というものを、ジオキッチン静岡というコンセプトのもとに、国内外の多くの皆様に知っていただいて、静岡県に遊びに来ていただくきっかけにしてもらえたらいいなというふうに考えています。
<滝澤キャスター>
静岡のファンを増やしたいという狙いもあるわけですね。どういうところが見どころになりますか。
<山本主任>
こちらでブース全体で静岡県の雄大な自然や豊かな食材、多彩な食文化といったものを全体で感じられるブースとなっております。
<滝澤キャスター>
6月6日からの開催となりますが、意気込みをお願いします。
<山本主任>
静岡県の雄大な自然豊かな食材・多彩な食文化というのを見て、飲んで、食べて、五感で感じていただけるようなコンテンツになっておりますので、多彩なコンテンツを用意して皆様のお越しをお待ちしております。
<滝澤キャスター>
いろんな角度から静岡の魅力を体感することができると思います。ありがとうございました。
他にも、例えば、お茶染めの巾着作りができるブースや、さまざまなものがあります。ジオキッチン静岡は、6月6日から8日までの3日間の開催です。