数千の鉄道模型が疾走! 静岡でトレインフェスタ 廃棄の制服で作ったグッズも販売

鉄道模型を楽しむ来場者=静岡市駿河区のグランシップ 鉄道イベント「トレインフェスタ」(静岡県文化財団など主催)が17日、静岡市駿河区のグランシップで始まった。県内外から集まった34の鉄道愛好クラブが数千両の鉄道模型を走らせ、多くの家族連れやマニアでにぎわった。18日まで。
 昭和30年代の静岡駅周辺や鉄道沿線の町並みが忠実に表現されたジオラマなど、各団体が工夫を凝らした模型を展示。来場者は列車模型が走る様子を写真に収めたり、模型の運転操作体験に夢中になったりして楽しんだ。県内九つの鉄道会社によるブースや、名物駅弁販売コーナーも盛り上がりをみせた。
 家族で訪れた同市清水区の高木友稀ちゃん(5)は「かっこいい電車をいっぱい見ることができた」と笑顔を見せた。
 サテライト会場の静岡鉄道の長沼車庫(同市葵区)ではイベントに合わせ、洋服の廃棄問題解決に取り組む「ものがたりを着るお店チュージー」(同区)と静岡鉄道がコラボブースを初めて展開。静岡鉄道でこれまで廃棄していた制服をアップサイクルして制作したバッグや巾着、ペンケースなど約10種類の商品を抽選販売した。18日も販売を予定している。

「静岡新聞DIGITAL」は静岡新聞社が提供するニュースサービスです。静岡県内の政治、経済、事件・事故から地域の話題、高校野球、Jリーグなどのスポーツの最新情報を伝えます。

関連タグ

あなたにおすすめの記事

人気記事ランキング

ライターから記事を探す

エリアの記事を探す

stat_1