お茶とサッカーのスカイラブハリケーン! キャプテン翼×藤枝茶のコラボ商品 漫画原作者ら完成披露

新商品を披露する(右から)杉山芳浩JA大井川代表理事組合長、北村正平藤枝市長、高橋陽一さん、芦沢貴之社長=13日午前、市役所 人気サッカー漫画「キャプテン翼」と藤枝茶のコラボ新商品「茶プテン翼cha(つばちゃ)」が完成し、13日発売された。原作者の高橋陽一さんと、発売元の都内企業を経営する藤枝市出身の芦沢貴之社長が中心となり、市や地元JAと協力して企画開発した。新たな土産品として国内外で知れ渡る作品と市の特産品を活用し、お茶とサッカーのまちとして藤枝を広く発信する。税抜き2700円。
 煎茶リーフ60グラムとティーバッグ5グラム10袋入りの2種類を開発した。こだわりはコミック1巻の表紙に登場する主人公・大空翼のイラストが描かれた茶缶。ふたには、本県を物語の舞台とした小学生編で出てくる「挑戦状ボール」のデザインを採用した。煎茶リーフはパープル、ティーバッグはグリーンの茶缶。茶葉は高級煎茶に負けない風味と香りが特徴の地元ブランド茶「藤枝親茶(しんちゃ)」を使用した。
 同日、市役所で完成披露会が行われた。高橋さん、キャプテン翼のグッズ販売などを手がける企業「グランスルド」(東京都)とフットボールアパレルブランド「gol.(ゴル)」を展開する会社「ゴルジャパン」(同)の芦沢社長、製造元のJA大井川の杉山芳浩代表理事組合長が訪れ、北村正平市長らに開発経緯や特徴を紹介した。
 高橋さんは昨年の藤枝市のサッカーのまち100周年を記念するオリジナルキャラクターをデザインした。「藤枝市とは深いつながりがある。茶どころでありサッカーどころでもあるので、コラボレーションに最適な地。多くの方から愛されることを願っている」と完成を喜んだ。地元産の茶葉を選んだ芦沢社長は「世界中のサッカーファンを魅了するキャプテン翼と、日本茶を代表する産地静岡の産地藤枝茶とのコラボを味わってほしい」と語った。
 商品はキャプテン翼公式オンラインストアや市外の「gol.」店舗、同JA藤枝工場、ファーマーズマーケット「まんさいかん」、市観光案内所などで取り扱う。市内観光施設や各種イベントでも販売、PRするほか、ふるさと納税返礼品活用に向けて準備を進めている。

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