
煎茶リーフ60グラムとティーバッグ5グラム10袋入りの2種類を開発した。こだわりはコミック1巻の表紙に登場する主人公・大空翼のイラストが描かれた茶缶。ふたには、本県を物語の舞台とした小学生編で出てくる「挑戦状ボール」のデザインを採用した。煎茶リーフはパープル、ティーバッグはグリーンの茶缶。茶葉は高級煎茶に負けない風味と香りが特徴の地元ブランド茶「藤枝親茶(しんちゃ)」を使用した。
同日、市役所で完成披露会が行われた。高橋さん、キャプテン翼のグッズ販売などを手がける企業「グランスルド」(東京都)とフットボールアパレルブランド「gol.(ゴル)」を展開する会社「ゴルジャパン」(同)の芦沢社長、製造元のJA大井川の杉山芳浩代表理事組合長が訪れ、北村正平市長らに開発経緯や特徴を紹介した。
高橋さんは昨年の藤枝市のサッカーのまち100周年を記念するオリジナルキャラクターをデザインした。「藤枝市とは深いつながりがある。茶どころでありサッカーどころでもあるので、コラボレーションに最適な地。多くの方から愛されることを願っている」と完成を喜んだ。地元産の茶葉を選んだ芦沢社長は「世界中のサッカーファンを魅了するキャプテン翼と、日本茶を代表する産地静岡の産地藤枝茶とのコラボを味わってほしい」と語った。
商品はキャプテン翼公式オンラインストアや市外の「gol.」店舗、同JA藤枝工場、ファーマーズマーケット「まんさいかん」、市観光案内所などで取り扱う。市内観光施設や各種イベントでも販売、PRするほか、ふるさと納税返礼品活用に向けて準備を進めている。