
静岡県内では、5月9日から雨が降り続いています。10日夕方にかけて、大気の不安定な状態は続く見通しで、土砂災害や落雷などには引き続き注意が必要です。
<社会部 大西晴季記者>
「10日午前7時半のJR静岡駅前です。先ほどから雨粒が細かくなり、傘をさしていても、風が吹くと雨が横から入ってくるような状況です。そして、駅前にいる人もいつもよりも少ない印象です」
低気圧からのびる前線が通過する影響で、静岡県内には暖かく湿った空気が流れ込み、9日から広い範囲で雨が降っています。10日午前11時までの降り始めからの雨量は以下の通りです。
▽御前崎71.5ミリ
▽伊豆市天城山67.0ミリ
▽藤枝市高根山57.5ミリ
静岡地方気象台によりますと、警報級の大雨となるおそれはなくなりましたが、このあとも10日夕方にかけて大気の不安定な状態は、続く見通しで、土砂災害や落雷、突風、ひょうに注意するよう呼び掛けています。