有力選手が集結!エコパで好記録「静岡国際陸上」9月の東京世界陸上に向けて桐生祥秀選手など県勢も躍動

5月3日に静岡県袋井市のエコパスタジアムで行われた静岡国際陸上。9月に東京で開催される世界陸上に向けて、有力選手たちが静岡に集結。県勢も躍動しました。

まずは男子100メートル。スタートから横一線となり、50メートル付近で抜け出したのは桐生祥秀。そのまま1位でフィニッシュ!10秒29のタイムで優勝し、会場を沸かせました。

女子800メートルに出場したのは、サッカー日本代表・久保建英のいとこで、高校3年生の久保凜。大会新記録の2分0秒28をマークし、連覇達成です。

男子200メートル決勝には、御前崎市出身の飯塚翔太と、予選で世界陸上参加標準記録を突破した鵜澤飛羽が登場。スタートから飛び出した鵜澤は、ここからぐんぐん加速。

100メートルを過ぎたあたりで後続を引き離すと、そのままトップを独走。日本記録まであと0秒02に迫る、20秒05で大会3連覇を達成。飯塚は20秒49で2位となりました。

<飯塚翔太選手>
「きょうのベストは尽くせたと思うが、鵜澤君はやっぱり速い。めちゃくちゃ刺激を受けた」
Q.9月の世界選手権に向けて
「自己ベストを常に目指しながら、6度目の出場で思い切って勝負できる状態でスタートラインに立ちたいと思う」

そして最後は女子400メートル。前半、浜松市立高校出身の松本奈菜子が積極的に飛ばします。しかし、後半驚異の追い上げを見せたのは、東海大静岡翔洋高校出身・日体大のフロレス・アリエ。松本を一気に追い抜くと、日本記録を上回る51秒71でフィニッシュ!地元・静岡でのレースでうれしい優勝、本人も驚きの好タイムに会場は大きな歓声に包まれました。

<フロレス・アリエ選手>
「51秒って出た瞬間、自分ではないかなって、バグってるかなって思ったが、地元でこの記録を出せたのが一番思い出になった。これからも(静岡に)帰ってくる場面も多くなると思うが、ちょっとずつ成長した姿を見せられるように頑張りたい」

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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