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静岡新聞運動部

静岡県高校総体陸上で大会新記録続出!!エコパスタジアムを沸かせた今夏注目の選手を紹介します!

静岡県高校総体陸上がエコパスタジアムで行われ、男子3000メートル障害は辻本桜寿選手(浜松開誠館)が8分56秒09の大会新記録で連覇を達成しました。女子100メートルは小針陽葉選手(富士市立)が予選から大会新を3連発し、決勝は11秒72で優勝。男子三段跳びでは浜松北の山城ツインズがそろって東海出場を決めました。

辻本桜寿(浜松開誠館高)、1500メートル、3000メートル障害で大会新


辻本選手は前日の1500メートルでも大会新。この日は東海高校記録(8分49秒32)保持者として喜びは控えめでしたが、冬季練習で1日30キロを走りこんできた成果を感じていました。

全国総体は留学生に食らい付き、日本人トップは譲れないとのこと。「三浦龍司さん(順大)の8分39秒37は必須」と日本高校記録更新にも意欲を見せました。

小針陽葉(富士市立高)は女子100メートルで大会新3連発


女子100メートルで予選から大会新3連発をたたき出して優勝した小針選手は「まだ80%くらいの仕上がり」とのことで、今後さらなる好記録が期待されます。

男子三段跳び、浜松北高の“山城ツインズ”がそろって東海大会へ


男子三段跳びでは浜松北の山城ツインズがそろって東海出場。弟の海来選手が14メートル64で優勝し、兄の碧生選手は自己記録を1メートル近く更新する13メートル72で6位に滑り込みました。

碧生選手は中学時代の怪我もあって、三段跳びに出るのは3度目。得意の走り幅跳びで東海を逃していたので「出場枠が余っていたのでエントリーしていて良かったです。もうこれに賭けるしかなかった」とほっとした様子。「海来にアドバイスを貰って東海までに少しでも記録を伸ばします」と話しました。

海来選手は「踏み切り板の30センチ手前から跳びましたが自己ベストが出ました。三段跳びで一緒に東海に行くとは思いませんでしたが、こうなったらそろってインハイを目指します」と意気込みました。
シズサカ シズサカ

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