
同市が東日本大震災直後から現地に職員を派遣した縁で、2016年から始まった。同町を支援する職員ら有志の会と第八開運丸が共催で開催し、毎年の恒例行事となっている。
メンバー14人が駆け付け、カキ3千個、ホタテ500個、アワビ150個を販売。タコやツブ貝の串類も千本用意した。昨年は貝毒の影響でカキやホタテが用意できなかったが、今回は十分な量を確保。2年ぶりに味わえる三陸の海の幸を求める長蛇の列が早朝からでき、柏谷智康代表(50)は「復興も進み、楽しみにしてくれている人のため、もっと良い物を食べてもらおうと頑張っている」と話した。