三陸の海の幸味わって 岩手・山田町漁師ら提供 三島で「開運市」5月5日まで

三陸の海の幸の浜焼きを提供する開運市=三島市の楽寿園 岩手県山田町の海産物をPRする「岩手県やまだ港開運市」が3日、三島市の楽寿園で始まった。同町の水産業の復興に取り組む漁師集団「第八開運丸」が漁獲したカキやホタテ、アワビなどの浜焼きを提供する。5日まで。
 同市が東日本大震災直後から現地に職員を派遣した縁で、2016年から始まった。同町を支援する職員ら有志の会と第八開運丸が共催で開催し、毎年の恒例行事となっている。
 メンバー14人が駆け付け、カキ3千個、ホタテ500個、アワビ150個を販売。タコやツブ貝の串類も千本用意した。昨年は貝毒の影響でカキやホタテが用意できなかったが、今回は十分な量を確保。2年ぶりに味わえる三陸の海の幸を求める長蛇の列が早朝からでき、柏谷智康代表(50)は「復興も進み、楽しみにしてくれている人のため、もっと良い物を食べてもらおうと頑張っている」と話した。

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