静岡県の鈴木康友知事は4月30日、例年5月から10月に実施しているクールビズについて、2025年から通年で取り組んでいくと発表しました。職員の服装を自由化し、より働きやすい職場につなげる狙いです。
<静岡県鈴木康友知事>
「職員のウェルビーイング向上に向け、快適に活動しやすい服装で働くことができる環境整備を図ることとし、令和7年5月1日以降、(クールビズを)期間を定めず通年で実施いたします」
静岡県は地球温暖化対策の一環で2005年にクールビズを導入。職員は例年、5月上旬から10月末にかけて、ノーネクタイなどの軽装で公務に臨んでいましたが、クールビズの期間が終わると、多くの職員が再びネクタイやジャケットなどを着用していました。
1年中、クールビズを実施することで、職員がより快適に気持ちよく働ける職場を作っていきたい考えです。
<鈴木知事>
「ケースバイケースで、その場にふさわしい服装ということになるので、失礼のないように対応していきたい。県民の皆様に対して、広く理解・協力を得られるように努めてまいる」
今回の取り組みは、警察や学校の教員を除く静岡県の職員が対象になるということです。