
6月25日の静岡県議会では、荒茶生産量で首位陥落したお茶の振興策が問われ、静岡県の鈴木康友知事は「変革期を迎えている」と語り、生産体制の構築とブランド化に取り組むと強調しました。
<自民改革会議 西原明美県議>
「静岡茶の国内外での復活に向け、どのような戦略を立てているのか知事の所見を伺う」
県議会の論戦で問われたのは、静岡県の特産品であるお茶の振興策です。静岡県の荒茶の生産量は2024年、鹿児島県に抜かれ、初めて2位に転落しました。
<静岡県 鈴木康友知事>
「本県茶業は再生に向けて大きな変革の時を迎えており、生産振興とブランド戦略の両面から短期、中長期の取り組みを継続的に推進することが重要となる」
静岡県では2025年6月、静岡茶を世界に広めるため、茶業関係者とともにプロジェクトを立ち上げ、ブランド価値の構築を進めていく方針です。