財源不足判明の新県立中央図書館 整備計画を集中審査 静岡県が交付金減額の理由について総括=静岡県議会

静岡県議会では6月30日から常任委員会が始まり、財源不足が判明した新県立中央図書館の整備計画について集中審査が行われました。

<静岡県政担当 坪内明美記者>
「今、会派の役員が集まってきました。これから県立中央図書館について協議する見通しです」

最大会派の自民改革会議の6月30日の役員会では、常任委員会の進め方などを議論しました。JR東静岡駅近くに整備する県立中央図書館を巡っては、約100億円の財源不足が問題になっています。

<鈴木康友 静岡県知事>(6月18日)
「一旦立ち止まって整備方針を見直すことにした」

鈴木知事は2025年内をめどに方向性を示せるよう施設の規模、機能などの検討を進めると説明しました。6月30日の文教警察委員会では新県立中央図書館の事業計画について集中審査が行われ、県は、2025年1月以降の国との協議状況などのいきさつを明らかにしました。

県は交付金の減額について国と調整を進めるノウハウの希薄化や財源確保への意識の低下により確認が不足したと総括しています。

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