鈴木知事「一旦立ち止まって整備方針を見直す」財源不足見通しの新静岡県立中央図書館整備 年内めどに方向性示す=静岡県議会

静岡県議会6月定例会が6月18日、開会しました。鈴木康友知事は財源不足が判明した新たな静岡県立中央図書館の整備事業について、「年内をめどに方向性を示せるよう検討を進める」と述べました。

<静岡県 鈴木康友知事>
「一旦立ち止まって整備方針を見直すことにした。年内を目途に方向性を示せるよう、庁内に部局横断的なプロジェクトチームを立ち上げ検討を進めていく」

JR東静岡駅近くに整備する県立中央図書館を巡っては、国の交付金が当初の想定より約100億円減額となり、財源不足が生じる見通しとなりました。

18日の県議会の開会前には最大会派の自民改革会議の議員総会で、教育長ら幹部職員が経緯などを説明し、議員からはプロセスの検証などを求める声が上がりました。

鈴木知事は、県議会の所信表明で改めて整備方針の見直しを明言し、年内に方向性を示せるよう検討を進めると述べました。県立中央図書館については県議会の本会議や委員会でも経緯や今後の対応などが問われる見通しです。

このほか、県議会6月定例会にはアメリカの関税措置の影響を受ける中小企業への支援に関する費用などを盛り込んだ一般会計の総額で30億2100万円の補正予算案が提出されました。

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